名作(当社比)劇場 「尊厳の危機2」
尊厳の危機、第二弾であります。
しかし、なにが尊厳なんだか。
これも以前載せた2009年の作品ですね。
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尊厳の危機2
「激しく続く・・・」とかなんとか書いたまま終わっていたのであります。
そのあと読者の皆さまから、
あの話はどうなったのだ。
責任者だせ。
金返せ。
税金ドロボー。
などなどと、うれしいメールをたくさんいただきました。
そうなんですねえ、たしか尊厳の危機だったのですねえ。
たとえばですね、ウ○コならば内臓系の病気でなければ、ひたすら耐えて便意のアキラメを待つという手があるのですね。あの2分30秒に1回襲ってくるピークさえ乗り越え続ければいいのであります。
じつは新潟マラソンの当日、妻から陸上競技場まで車で送っていってもらう途中にですね、そりゃもう激しくウンピーちゃんから呼ばれちゃっいましてねえ、困りましたねえ。
妻に現状を伝えると「がまんしなさい」と冷たい一言。
そりゃアンタ、人さまの便意なら十年だって耐えられますよ、アタシも。
でも、そこで逆らったら車から降ろされる危険もあるわけで、そんななったら、荷物を持って道路にたたずむ失意と便意の哀れなオヤジになってしまいます。
だからわたしはいい子に陸上競技場まで耐えました。
しかし、なぜ競技場の駐車場ってあんなに並ぶんですかあ? こっちは一大事だってのに車が動かないじゃあーりませんか。
「おーいみんな! 同じ時間にマラソンなんてしにくるんじゃねーよ!」とまっ青な顔で怒ったわたしでございます。いいえ、ふだんは温厚なんでございますよ。ただ、ウ○コがわるいのです。ウ○コは性格を変える。
そうそう、最初にいっておきますけれど、「尊厳の危機」の主題はウンピーじゃないですからね。メインにいくまでの中でやむをえずウンピーを語っているだけでございましてね。ええ、ボクは嫌いなんです、ウ○コなんて。ぜったい触れないし。
そんなわけで、かろうじて駐車場に入ることができて、そこから重たい荷物を持って体育館に向かったのです。
体育館にいけばトイレがある。トイレがあればなんとかできる。ああ、トイレよ、待ってておくれ、愛しのトイレー・・・・あっ、いま話しかけないでくださーい。大塚製薬さーん、アンケートなんていま答えられませーん。答えたらポカリもらえるって? あほー、いまポカリなんて飲めるかー。いま飲むんじゃなくって、わしは出したいのぢゃー。こらー。
ああ 、トイレが見えました。走れ、走れメロス・・・い、いや、まて、走ってはイカン。いま走ったりしたら、肛門括約筋に集中している筋肉への「留めておけ」指令がおろそかになってしまう恐れがある。
あっ、誰か入った。先に誰か入った。お、おーい、そのトイレでのウ○コは禁止されてまーす。今日は新潟市で朝のウ○コは禁止されてまーす。こら、聞いてんのか、こらー。戻ってこーい。
し、しかし、新潟市体育館のトイレであるから、大の便器がひとつしかないなんてことはありますまい。うん、きっとそうです。なんたって政令指定都市ですから。
ああ、残り十メートル。尻に力を入れたまま荷物を持って歩くのは至難の業です。
おっと、時間です。今日は知人の結婚祝いの飲み会なのです。
こんなしてウ○コのことなど書いてるときではありません。爽やかダンディって顔してお祝いにかけつけなければいけません。
というわけで、尊厳の危機については続くのであります。
くれぐれも、主題はウ○コじゃないってことをご承知ください、なんかください。
ウ○コは話の流れで出てきただけでございますから。
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そして、その続きを探してみたのですが見つからず (゚▽゚*)
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