小さな家を

 家を建てるなら、次は小さな家がいいな・・・なんてことを妻と言ってます。



 いま住んでいるところは、ちょっと大きすぎますから。



 いえ、大きいからといって豪華というわけではなく、イナカ特有の大きな家なんです。葬式や法事を自分んちでやることを前提にしていた時代の大きさなんですね。茶の間や座敷がやたらとデカい仕様となっております。



 ハッキリ言って、今どきはあんまり使い道のない部屋。むかしみたいに、近所の人たちの寄り合いもないですし。



 だから、齢とったら、小さな家がいいと思うんです。掃除も楽だし。



 そのときまだエッセイストをしていたなら、仕事部屋として書斎をひとつ。あとは台所と寝室と、予備にもうひとつくらいあればいいかな。上がるのが年々きつくなるでしょうから、二階建てはやめて平屋がいいです。暑さ寒さが苦手なので、高気密& 高断熱がいいですね。あと、燃え難い素材で作られていたらサイコー。土壁だったりすると嬉しいです。

 

 息子は新潟に支社のない東京の会社にいきましたし、娘はこの先どこに嫁にいくかわかりませんし(いかないかもしれませんけど)、まあ、老後を子どもたちと同居ってのは、なにかと気をつかいそうでメンドウです。だから、いっしょには住まないつもりでいます。



 もし妻が先に死んで、友だちもみんな死んで、あずきも死んで、わたしが一人残されても、まあしょうがないですね。



 そのときは、一人で倒れて、一人で意識を失い、一人でそのまま死んでいけたら、それもいいかなと思っています。倒れたらすぐに死ねるよう、ギリギリまで体力を使って長生きする予定です。 (=´▽`=)ノ





 家を建てる資金のことを忘れて、妄想しています。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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