晴れて、飼犬に

 福島の郡山にもらいに行き、あずきの里親になってから二ヶ月と少々たちました。



 毎日元気です。



 あずき、はいポーズ!



 おお、カメラ目線。



 しかし、それは一瞬。



 シャッターの音を聞いて、

わー、おとーさんだ。あそぼあそぼと突進してきました。



 本日あずきも狂犬病の予防接種が済み、これで晴れて飼犬としての登録されました。



 不思議ですね。

 つい四ヶ月前までは、この世にいなかった命です。



 ほんのちょっと前まで、生まれる前の世界にいたあずき。

 そして、その半年前に、生まれる前の世界に戻っていったハチ。



 生まれる前の世界って、どんな世界なんだろう?

 「命」になる前の世界って、どんな世界なんだろう?



 あずきに「知ってるか?」と聞くと「うん、知ってる知ってる」とシッポを振って応えるのですが、残念ながらその言葉がわかりません。



 でも、それほどわるい世界でもなさそうですね。わるくないから、こんな無邪気な命ができたのでしょう。







 獣医さんから注射をしてもらい、ダニやフィラリアの薬をもらうまで外で待つあずき。中でももちろん待てるのですけど、ぜんぜん落ちつかないので、一緒に外に出ちゃいました。会計は妻にお任せ。



 そして家に帰って



玄関の柱にペタッと。あずき、始めての犬マークです。

上の色あせているのは、ハチのマークです。

この家の柱があるかぎり、ずっとこのまま残すハチのマークです。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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