努力しているのさ

 筋肉をつけ基礎代謝をあげるためにと、足の筋肉をハードに使ったトレーニング(レッグプレス168キロ。それ以上の重さはなかった)をガシガシと40回ほどして、そのあと30分走った。



 足のトレーニングの後だから、かなり効いた。



 こうやって体脂肪を燃やすのだ。

 マラソン大会に向けて、軽い体を作るのだ。

 そう、オレは努力しているのだ。



 しかし・・・

 そのあと回る寿司に行って10皿食べた。

 そして、家に帰ってカレーライスを食べた。

 その後の夕食も、もちろん食べた。



 いつものように、運動量以上に摂取するカロリー。

 ここ数年の基本。

 

 食べ終わって我に返り「だ、だめじゃん」と、深くうなだれる哀愁の美壮年(あ、美壮年ってのはオレです、オレ。ちょっと前までは哀愁の美中年と言ってたんですけど、もう中年を越えちゃったみたいで・・・)。



 いや、まて!

 ここでピカーンと閃いたぜ。

 そうか、わかったぞ。



 これは努力しているってことだ。いや、オレじゃなくて、

 オレ以上に、オレの体が努力しているってことだ。



 ヤツレないようにと、一生懸命に努力しているのだ。

 そうだそうだ、それが生物の本能なのだ。



 がんばっているんだな、オレの体。えらいぞえらいぞ。



 そんな体の努力をないがしろにするのは、人としていかがなものかと思ってみたりする。

 ま、そのあたりのことを、これからポテチを食べつつ、酎ハイも飲みつつ、深く考察していこうと思う。



 ああ、忙しい忙しい。







 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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