入れ替り立ち替り

 昨夜は懐かしの知人と豊栄駅前で飲んだ。とっても楽しかった。ちなみに、妻もいっしょ。



 そこに電話がきた。



 地元の消防団員からだった。

 「藤田さんのお婆さんが玄関で転んで手首を怪我しました」とのこと。



 彼が我が家に用があって訪れたときに、うちの婆さんが応対し、なにかの拍子に玄関で転んだらしい。



 「たいしたことはないので息子(わたし)には連絡しないでいい」と言われたけれど、彼はどうも心配だったので、わたしに電話をくれたとのこと。ありがとう。





 ちょっと早めにおひらきにして家に戻った。



 玄関には、座ったまま動けない婆さんと、それを見守る要介護の爺さんがいた。



 手首はドス黒くなっていたし、足や腰も痛くて歩けないとのことだ。

 娘も仕事から帰ってきていないし、あと家にいるのは犬のあずきだけ。



 トシヨリ二人で玄関にずっといたようだ。真冬でなくてよかった。



 痛がる婆さまをおんぶしてベッドに運んだ。



 そして真夜中、爺さんと婆さんの声が聞こえた気がして目が覚めた。



 やっぱりそうだった。



 寝ているうちに体が動いてベッドのてっぺんに頭が当たってしまい、それが痛くてしょうがないとのこと。



 もちろん体を下に動かせば問題もないことであるが、いまは下には1センチも下がらないようで。





 朝、「風の笛」の穂苅先生に連絡して、レントゲンを撮ってもらうことにした。



 痛がる婆さんを再び(鬼息子だな)背負って後部座席に無理矢理乗せた。運転は妻。朝一番に職場に顔を出し、トンボ返りしてきてくれた。



 午前中の予定は、わたしも妻もみなキャンセル。





 レントゲンの結果は微妙で、穂苅先生の提案で木戸病院へ救急搬送し、手首をMRIで撮影してもらうことになった。



 想像した以上に時間がかかり、午後からのスケジュールもみなキャンセル。



 あ、しかし、1時半から日報社で取材の予定があって、それはなんとしてもやってもらわなければと思い、病院からタクシーでメディアシップまでいって、終わってソッコーで戻った。



穂苅先生の心配したとおり、母は骨折だった。

来週手術で、三週間の入院となった。



今日もたくさんの人にお世話になった。ありがたい。




0コメント

  • 1000 / 1000