夜中に父に起されて

 夜中に父に起された。



 父に繋がれた採尿バッグの中身を捨ててくれというだ。



 夕食を食べ終わったら捨てようと思っていたのだが、酎ハイ飲んだら忘れてしまい、そのままベッドに行ってしまった。完全なわたしのミス。このところ、心がどこかに行ってしまっているようだ。ポカが多い。



 夜中になって、父がバッグの量を不安に思い、わたしを起したのだ。



 目覚める瞬間に夢を見た。

 母になにかあり、父が助けを呼ぶ夢だった。



 「はい!」と返事して起きあがり、結果、なにごともなかった・・・。



 しかし、もう眠れない気がして、父のバッグを処理したあとにこのブログを書いた。



 そして眠るための薬を飲んだ。

 父にも母にもなにごともないことで、ホッとした。





 マザコンでもファザコンでもいい。



 わたしは父と母の子だ。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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