ちょっとマニアック

 ひさしぶりに、仕事用のパソコンを買った。



 これまで、かなり古いパソコンを何台も買っていじっていたのだが、仕事で使うにはちょっと心配かも。暑くなると熱暴走で止まってしまったりするんだもの。



 だから、仕事にはもっぱらThinkPadのX201というのを使っていた。

 その発売は6年前。それを4年ほど前に中古で7万円で買った。



 仕事用の後継機には新しいヤツを・・・とはいっても買ったのは最新型ではない。やっぱり中古。

 ずいぶん長いこと新品のパソコンを買ってない。最後に新品を買ったのは10年以上も前のことじゃなかろうか。



 パソコンが出はじめて、最初の7~8台が新品。そのあとは、ずっと中古ばかり買っている。



 なんとなくパソコンは中古が好きになってる。

 わたしの仕事は、処理スピードの高さにはそれほどこだわらなくてもいいから。



 今回買ったのは、Windows7の入ったThinkPadのT430Sというヤツ。3年くらい前の機種だ。



 いまのWindowsには32ビットと64ビットがあることはご存じだろうか。

 わたしはいままで意図的に32ビットばかり使ってきた。性能的には64ビットのほうがいいのだけれど。



 しかし64ビットだと自分の使いたい日本語変換がインストールできないのだ。



 OS内部のレジストリをいじればなんとかなるらしいとの噂は聞いていたが、そんな危険なことするより32ビット使ってましょと思っていた。



 パソコンのレジストリってのはレジストリエディタで簡単に変更することができるんだけど、変更した途端にパソコンの挙動が変わってしまうことがある。



 生物のDNAの配列をいじってしまって、別の生物になってしまう感じと言えばいいだろうか。とにかくちょっとおっかない。



 しかししかし、いつまでも32ビットばかり使っていられないときがくるかもしれない。32ビットがなくなる世界が来るかもしれない。



 そうなったときに慌てないためにも、いまのうちに64ビットを使えるようにしておいたほうがいいのじゃないかと思った。



 では、いま使ってる日本語変換をやめて、ATOKやGoogleIMEを使うことにしようか(はなっから、マイクロソフトのIMEは使う気がない)。



 いや、それは最後の手段だ。やっぱり思いどおりに文章を変換してくれるWXGを使いたい。辞書も25年かけてゼロから育ててきたし、お金で買えない財産なのだ。



 というわけで、今回は禁断のレジストリをいじって力技でインストールしてみることにした。まだ現役で動いているX201があるから、のんびり作業ができる。案の定、なんどか失敗しパソコンの調子が狂いまくり。そのつど復元ポイントから復帰をさせてやり直しを繰り返し、3日かかって、やっとそこそこ動くようになった。



 64ビットのWindows7の中で、ちゃんと日本語変換できるようになった。メデタシメデタシ。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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