浅い眠りと酸っぱい香り

 眠りが浅いということがよーくわかった。



 十回以上目が覚めた自覚があった。



 目が覚める都度、酸っぱい香り。



 それはまるで理科の時間に使った酢酸カーミン溶液のよう。

 そう、ツユクサの細胞を顕微鏡で覗くときに使った、あの赤っぽい液体の香りに包まれていたわたし。



 夢うつつの中で、酢酸カーミンという名称が何十年ぶりかに脳裏に浮かんできた。





 しかし実際はツユクサも酢酸カーミン溶液もない。



 その香りの原因は、わたしのTシャツにあった。



 風呂あがり、洗濯したばかりのTシャツに着替え、そのまま静かに寝たわたし。



 なんだか酸っぱい気がするんだけど・・・と思いつつも、睡魔に負けて寝たわたし。





 梅雨の時期特有の香り。部屋干しの香り。Tシャツが臭い。

 こういう香りがしないよう、妻はそれなりの洗剤や柔軟剤を使っているのに、それにも負けずにがんばる酸味。



 ウツラウツラと目覚めるたびに「酸っぱい」と思った。



 ああ、梅雨なんだなあ。



 今夜は新潟市の火災共済の総会。そのあと懇親会。市長さんもいらっしゃるそうで、よーし、市長と二次会行くぜー(うそです)。明日も朝練、しっかり起きなくっちゃ。

 

 追伸:*

 昨日からブログの体裁が変わりました。

 「いいね」ボタンが上に移動しました。ポチッと押してくれるとうれしいです (=´▽`=)ノ




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

0コメント

  • 1000 / 1000