やや酸味が

 今日の午後、30分程度であったが、ちょっと汗をかく運動をしてきた。



 当社比でかなりエネルギーを使う運動なので、汗の出方もハンパじゃない。



 サラサラした汗が、運動を終えても文字通り滝のように落ちるわけで、それがなかなか心地よい。



 心地よいのだが、そのまま車に乗るわけにもいかない。シートがビチョビチョになる。



 その場所にはシャワーもあるのだが、それを浴びる時間もなく、上半身の汗を拭き、それから乾いたシャツに着替えたが、下はそのまま。シートにバスタオルをしいて乗車した。



 車の中のエアコンはずっとフルパワーだった。

 家のつくまでに30分。そのあいだに体は乾き、だんだんと酸っぱい香りになってきた。それが自分でもかなり臭う。自分でさえ臭いのだから、他人がそばにいたら、かなり困ったことになるだろう。100年の恋もさめるスメル。



 家に着いて車を降りて、それから車内に消臭スプレーを噴射した。明日の朝、酸っぱかったら残念すぎるから。





 玄関開けて家に入ったら、あずきが飛びついてきた。



 「わあ、オトーさん、酸っぱくっていい匂い!」って言いながら(たぶん)、わたしの首筋と顔をペロペロなめた。



そしてそのあと、手をパクッと咥えた。愛いやつぢゃ。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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