魔界大根の最終形態

 以前ご紹介した魔界大根が、気がつけば最終形態に突入していました。



 魔界大根? なんのこったって?



 いやん、もう忘れちゃったのね、いやんいやん・・・というそんな人のためにもう一度写真を載せておきましょう。



これです。いちばん下の真ん中にある白っぽいもの、それが大根です。



本来なら「大根」として食される予定だったものが、収穫の時期に婆さまが入院してそのまんま育ち続け、気がつけば花を咲かせて大騒ぎ的成長を遂げた大根のことです。



それがいま、最終形態に突入しておりました。

なんちゅうか、大根からの「やり遂げた」という感じがヒシヒシと伝わってきます。





こんな状態になっておりました。まさに大根界の即神仏。思わず拝みたくなりました。なんまんだぶつ。



アップにするとこんな感じ。



大根も、本来ならばここまで生きながらえ種を落とすのですが、それをわたしたちは未成熟な状態で畑からひっこ抜き、食べているわけです。



この大根ですが、中がどうなっているかといいますと・・・



空っぽのスッカスカ。

まるであしたのジョーの最終回。

「燃えたよ、燃え尽きた・・・真っ白にな」のように、最後には自分の持っている栄養分すべてを種に回して白い灰となったのです。

ここまで完全燃焼した大根は、わたくし初めて見ました。

ああ、大根ってすごいなあ。



たぶん、ニンジンやキャベツなんかもこんなふうになるんだと思います。



野菜って植物ですから。植物って生きておりますから。 (=´▽`=)ノ





しかし、真っ昼間なのに、蚊の襲撃。もー、いっぱい刺されましたー。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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