真夜中の捕り物
突然のサイレンの音が目が覚めた。
火事かなと思ったけれど、それとはちょっとちがう音だった。
それがだんだんと我が家のほうに近づいてきて、「止まりなさい!」「止まりなさい!」とマイク越しの警告が鳴り響いた。警察が不審車両を追っていた。
「おうおう、ケーサツガンバレ!」と心の中で声援を送っていたら、車の音が我が家の前でピタッと止まった。
そして、ドアがバタバタと開く音。
男たちの声。
寝ていたあずきがビックリして、けたたましく吠えだした。
近所迷惑になるので、わたしも階下にいき、あずきをなだめるためにケージから出して「大丈夫だよ」と撫でていた。時間は、真夜中2時ちょうど。
爺さまも起きてきて「うちになにかあったんか?」とわたしに聞く。
たしかにわが家の玄関の前で赤色灯が回っているのだから心配だろう。
「大丈夫だよ。うちじゃないよ」と言ったら安心したようだ。
火事かなと思ったけれど、それとはちょっとちがう音だった。
それがだんだんと我が家のほうに近づいてきて、「止まりなさい!」「止まりなさい!」とマイク越しの警告が鳴り響いた。警察が不審車両を追っていた。
「おうおう、ケーサツガンバレ!」と心の中で声援を送っていたら、車の音が我が家の前でピタッと止まった。
そして、ドアがバタバタと開く音。
男たちの声。
寝ていたあずきがビックリして、けたたましく吠えだした。
近所迷惑になるので、わたしも階下にいき、あずきをなだめるためにケージから出して「大丈夫だよ」と撫でていた。時間は、真夜中2時ちょうど。
爺さまも起きてきて「うちになにかあったんか?」とわたしに聞く。
たしかにわが家の玄関の前で赤色灯が回っているのだから心配だろう。
「大丈夫だよ。うちじゃないよ」と言ったら安心したようだ。
わたしがその場にいたのは10分ほど。
赤色灯はあいかわらず回り続け、男たちが忙しそうに車から出入りしている。
それでもあずきも落ちついてきたようなので、「おやすみ」と言ってケージに戻した。
わたしもそのままベッドに入ったのだが、体がすっかり冷えてしまったし、頻繁に聞こえるドアの開閉音が気になって、彼らが帰る3時すぎまで眠れなかった。
今回は家の真ん前の出来事だったので目が覚めたけれど、もし100メートルほども離れた場所でのことならば、なにも気づかず眠っていたことだろう。
なんの事件かは知らないが、こうやってチマタの平和が保たれているのだなと思った。
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