水の流れるように
今朝は小川のそばにいるような音で目が覚めた。
雪が消え、雨音が聞こえるようになったんだ。
いま、「たいせつなあなたへ」に続く本を書いている。
心くるしむどこかの「あなた」のために。
いつ、どこから出るか、まだハッキリとしない本だけど。
こんな本を書くときは、いつも困る。
自己肯定感が消えてしまう。
自分のことが好きになれなくなる。
苦しむ人がこの本を手にしても、なんの役にもたたずガッカリするんだろうなと考えてしまう。
雪が消え、雨音が聞こえるようになったんだ。
いま、「たいせつなあなたへ」に続く本を書いている。
心くるしむどこかの「あなた」のために。
いつ、どこから出るか、まだハッキリとしない本だけど。
こんな本を書くときは、いつも困る。
自己肯定感が消えてしまう。
自分のことが好きになれなくなる。
苦しむ人がこの本を手にしても、なんの役にもたたずガッカリするんだろうなと考えてしまう。
清いことを書こうとしているわたし自身が、清く正しく生きてはいない。
叩けば埃どころか、粘着質の汚れのカタマリがボタボタ落ちてくるような人間なんだ・・・なんて、こうやって自分の汚さを吐露することで「どうです、ボクって正直者でしょ?」と媚びている嫌らしさ。こんな人間の書く文章のイヤらしさ。
この本で、わたしは苦しむあなたを説得しないことにする。
元気を出しなさいなんて説得しないことにする。
こんな本を書こうとしている自分のことがイヤでイヤでイヤでしょうがなくなるけれど、それでもあなたに伝えたい。
どうか死なないでくださいと伝えたい。
わたしの力で人の苦しみを消せるなんて思えないけれど、ただあなたの苦しむ気持ちの、少しでもそばにいられるかもしれない。嗚呼・・・そんなことを語る自分の思いあがりに、黒く笑えてしまうけれど。
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