3・『放射能』と『放射性物質』について《一徳レポート》
3) 『放射能』と『放射性物質』について 《一徳レポート》
『放射能』と『放射線』について(1)
『放射線』とは何か?を先に解説するのが一般的なのでしょうが、一徳流では、あえて『放射能』から説明するざます。
----------------------------------------------------------------------
まず雪合戦を思い浮かべてください。
まず雪合戦を思い浮かべてください。
A君は、まるで機関銃のように、めちゃくちゃな数をワーって投げてくる。
なんと1分間に60個くらい休みなく連続でで投げられる。
投げる数が多いから、逃げても何発か当たってしまいます。
でも、投げてくるのが、大きくてフワフワな雪玉なので遅いし、当たっても全然ショックがありません。
なんと1分間に60個くらい休みなく連続でで投げられる。
投げる数が多いから、逃げても何発か当たってしまいます。
でも、投げてくるのが、大きくてフワフワな雪玉なので遅いし、当たっても全然ショックがありません。
B君は、ゆっくりゆっくり大きなモーションで一球一球を丁寧に投げます。
1分間に4個くらいしか投げないけれども、ギュッギュッと小さく握った雪玉は、まるで氷の固まりのように硬くて重くて危険な雪玉です。
しかも速度が速い! レーザービームのような速さなので当たるととても痛いだろうしケガをするかも。怖い!
でも、小さな雪玉を数発しか投げないので、時間内には1発も当たりませんでした。
C君は2人の中間。普通に握った雪玉を1分間に20個くらいを連続で投げるので、A君ほどは当たらないけれど、当たるとA君よりもダメージがある。
結果としては、3人の中では、このC君のが一番ダメージが大きかった。
さて、この1分間に何個投げられるか?が、放射する能力=『放射能』の強さで、その単位が今回使われ出した『ベクレル』ざます。
つまりA君のように1分間に60個投げれる能力=60ベクレルと呼ぶのざます。
投げてる雪玉が『放射線』で、、、大きいの、小さいの、速いの、弱いの、硬いの、柔らかいの、、の種類があって、それを『放射線種』(放射線の種類)と呼びます。
そして、そのように『放射線』(雪玉)を投げてる子そのものを、『放射性物質』と呼びます。
----------------------------------------------------------------------
でもって、気がつかれたように、いくら『放射能』の数字が強くても(沢山投げられる)、実際に当たっても痛くないケースがあります。その逆に、『放射能』が低くても、ダメージが大きな場合も。
じゃぁ、実際に人間に与えるダメージはどうなのよ?って総合的に評価した単位が、皆さんがようやく覚えた言葉『シーベルト』なのざます。
でもって、気がつかれたように、いくら『放射能』の数字が強くても(沢山投げられる)、実際に当たっても痛くないケースがあります。その逆に、『放射能』が低くても、ダメージが大きな場合も。
じゃぁ、実際に人間に与えるダメージはどうなのよ?って総合的に評価した単位が、皆さんがようやく覚えた言葉『シーベルト』なのざます。
乱暴な解説ですが、まぁ、自動車で実際の燃費を解りやすく評価する為の「10・15モード燃費」みたいなものざますね。
----------------------------------------------------------------------
さて、『ベクレル』は計算式で『シーベルト』に変換できるのですが、食品衛生法やらで検出報告部署の内容は『放射線種』と『ベクレル』で報告されるのざます。(普段は、原発事故とは関係ない世界だから)
さて、『ベクレル』は計算式で『シーベルト』に変換できるのですが、食品衛生法やらで検出報告部署の内容は『放射線種』と『ベクレル』で報告されるのざます。(普段は、原発事故とは関係ない世界だから)
でも、担当部署から発表された『ベクレム』の数字を、そのままバカ正直にニュースに流す姿勢が正しいのか、(世間でようやく馴染みだした)人体への影響度を表す『シーベルト』に変換して、実際の影響度を比較できるように補足して報道するのが正しいのか?
今は、いったい何の為、誰の為に報道しているのか?って情報発信側のポリシーの問題でしょうね。
報道側の、ここの姿勢がなってないから、世間の不安を大きく広げているのだと思ざます。
報道側の、ここの姿勢がなってないから、世間の不安を大きく広げているのだと思ざます。
次は、『放射線の種類と、人体へのダメージ』についてざます。
0コメント