後味わるくないのかな?

 ピンポーンとチャイムが鳴り、玄関にいってみると職人風の作業服を着た中年のおかたが立っておりました。



 その姿を見て「ああ、またか」と思いました。



 「はい」



 「こんにちは。じつは、この近くに・・・」



 「もしかして、この近くに建築の仕事でやってきたと言うのですか?」



 「はい・・・・」



 やっぱり┐('~`;)┌





 「もしかして、たまたまうちのそばを通りかかったりして?」



 「はい・・・」



 「そしたら、家の屋根が壊れているのを偶然見つけたと?」



 「え、ええ、だいぶ壊れているので・・・・」



 「いまなら材料が余っているので、ついでに安く直してくれると?」



 「はい・・・」



 「家のことは、知りあいの大工さんに見てもらっていますので、だいじょうぶです(キッパリ!)」



 「はい・・・」





 こんな断り方は後味わるいんですけど、

年に何度もこの手口で回ってくるのでいいかげん頭にきます。





 ようするに詐欺でしょ。壊れてもいない所に上がりこんで、法外な請求をする。

そんな商売して、うまくいったあとの後味って、いかがなんでしょ。



 わたしだったら、そんなことして金持ちにならなくてもいいです。








uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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