スポンジのよう
今日で中学生に向けたキャンペーンは一区切り。
昨日は岩室中学校。
今日は木崎中学校。
1月と2月で10校から要請があり回らせてもらった。
「うちの生徒はどうも反応が少なくて」とおっしゃる先生が多いのだが、いや、そんなことはない。
たしかに、オトナ相手の講演会のような反応ではないが、生徒さんの微妙な表情の変化や反応はちゃんとわかる。
昨日は岩室中学校。
今日は木崎中学校。
1月と2月で10校から要請があり回らせてもらった。
「うちの生徒はどうも反応が少なくて」とおっしゃる先生が多いのだが、いや、そんなことはない。
たしかに、オトナ相手の講演会のような反応ではないが、生徒さんの微妙な表情の変化や反応はちゃんとわかる。
毎回、「師匠」と呼んでる小柳みのるさんのトークで始まるのだが、さすが往年のBSN男前ボイス。いい感じで全体に声が響きわたる。
そのときの生徒さんの微妙な反応と雰囲気で、わたしは今日話すことを決める。いや、こんなこと書くと偉そうだな。
わたしの持ちネタはそんなに多くないし、時間も短い(10分くらい?)のでその場で決めても大丈夫だというのがホントのところ。以前は原稿を用意していったのだが、いまはやめた。
なるべく、みんなの顔を見るようにしている。
意外と見えているものだ。アクビした子がいればすぐにわかる。
わたしのあとに船尾佳代さんが「子どもたちへ」を朗読してくれる。
これは、子どもたちへのメッセージであり、また親としての覚悟のエッセイだ。
そのときの雰囲気で、やはり読みかたも変わる。
二年前のキャンペーンのときの朗読とは、明らかにちがう。
そのときもまた、わたしは子どもたちの顔をじっと見ている。
朗読を、スポンジのように吸っていく子どもたち。
朗読のあとに、補足する意味でもなにか話すこともある船尾佳代さんであるが、ときには、なにも話さないまま終わることもある。
心の対話が、朗読の中で完結したときだ。
同じことをやっていても、回った十校、毎回ちがった。
わたし自身、よい経験ができたと思っている。
この機会を与えてくださった新潟市教育委員会と、小柳師匠、船尾佳代さんには大感謝している。
ありがとうございました。
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