鮭とポプラとちいさな手

 本日退院する予定の父が、本人の希望であと10日ほど入院することになった。じつは、年齢によるものだと思うが、あまりの頻尿でその治療もしてもらいたいと言い出したのだ。



 その病院では、週に一度、泌尿器科の先生がくる。その先生に診てもらって、それから退院を考えましょうということになったわけだ。まあ、本人がそう言うのならしょうがない。





 そんなこともあり、今日は車で一時間ほどドライブ。

 じつは、ある人からお孫さんへということで絵本の注文をいただいていたのだ。例によって手づくりゆえにお待たせしていたわけであるが、直接持っていけばお正月までに間にあうしと思いたち、ちょっとばかりドライブすることにした。



 行き先は荒川・・・のちかく。



 河川敷にポプラと思われる木があって、それがとってもステキで雰囲気がいい。こんなところをランニングしていたら、いくらでも走れそうだなあ



・・・と思うあたりは、さすがチームつるかめの会長だけある。ちなみに、思っただけでもちろん走ってはいない。





 お届け先の人には、たいへん喜んでいただいた。ホームページ経由で絵本の存在を知り、それで注文してくださったのだ。今日、絵本を手にして「わあ」と声をあげていた。





 無事にお届けして、ホッと安心。

 ついでだから、雑煮用のイクラを買おうかと、村上の「いよぼや会館」まで足をのばした。しかし、残念ながらスジコと醤油漬けしかなかった。



 「味つけホルモン」と書かれたものがあった。もしか鮭の内蔵の「なわた」かと喜んだのだが、なんかどーも「豚」みたい。わざわざ村上で豚のホルモン買わんでもなあと思って、やめた。



 さらに残念なことに、時間が早すぎて食堂も開いていなかったのが、かなりショック。以前ここに仲間たちときて、みんなが鮭イクラ丼のような本場の名物を食べていたのに、わたしだけ生姜焼き定食で呆れられたことがあった。そのリベンジで、今回は鮭イクラ丼を食べようと思ったのになあ、残念。 



 帰り道、新発田で「あ、以前入ったことがある」と思われる食堂があり、そこにいってみた。そこには鮭イクラ丼は置いてなくて、パッと目についた野菜炒め定食を食べた。そして「名物」と書かれていたモツ煮も追加で。



 ちなみに、「あ、以前入ったことがあるかも」というのは気のせいで、初めての店であった。おいしい野菜炒め定食とモツ煮であったが、もう一度その店にたどり着ける自信はない。



 さあ、今年もあと一日だ。

 年賀状は出したし、のんびりしよう。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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